Skip to content
nishi_74322014 edited this page Sep 1, 2026 · 1 revision

CAL

概要

CALとは

C/S 型のライセンス・モデルには、

  • サーバ側のライセンス
  • クライアント側のライセンス

がある。

CAL は

「Client Access License (クライアント アクセス ライセンス)」

のことで、

クライアント側のライセンスである。

CALの意義

サーバ利用者数で課金することで、
大人数と少人数のユーザに不公平が生まれないようにとのこと。

補足(CAL は技術的な仕掛けではない): 後述の RDS CAL を除き、
Windows Server の CAL は製品側で数を数えたり接続を止めたりしない
契約上必要な数を利用者側が把握して購入する、いわゆる
「オーナー ライセンス」である。
「ライセンス違反になるため、必ず適切な数を購入する必要がある」と
本ページの RDS ユーザー CAL の項に書かれているのは、この性質による。

CALの種類

運用するサーバーの台数によって

  • 同時使用ユーザー モード
  • 接続デバイス & ユーザー数モード

を選択できる。

同時使用ユーザ・モード

1 台のサーバーに対し、接続するデバイスやユーザーの
“最大数” 分の CAL を “サーバーに登録” するモード。

以下のケースであればハマる。

  • サーバーが 1 台のみ
  • サーバーの利用頻度が少ない
  • サーバーを利用するユーザーや PC が限定
  • 他のネットワークに接続していない

補足(同時使用ユーザ モードは廃止): 同時使用ユーザー モード
(Per Server モード)は Windows Server 2012 で廃止された。
現在は次の「接続デバイス & ユーザー数モード」
(デバイス CAL / ユーザー CAL)のみである。

接続デバイス & ユーザー数モード

デバイスCAL

  • "デバイス" 単位で CAL を取得
  • 1台のマシンから複数ユーザで CAL を利用可能。
  • 「PC ユーザー数 > PC 台数」の場合に得。

ユーザーCAL

  • "ユーザ" 単位で CAL を取得
  • 1人のユーザで複数マシンの CAL を利用可能。
  • 「PC 台数 > PC ユーザー数」の場合に得。

補足(選び方): シフト制で 1 台の端末を複数人が使う職場は
デバイス CAL、1 人が PC・スマホ・タブレットから使う職場は
ユーザー CAL が有利になる。
混在させることもできる。

CAL不要なケース(外部ユーザ)

匿名ユーザ

  • ホームページなど、外部ユーザが匿名ユーザの場合。

  • ウェブ サーバーに不特定多数がインターネット経由でアクセスし、
    かつアクセス時に認証を必要としない場合は、CAL は不要になる。

認証ユーザ

社内システムなど、外部ユーザが認証ユーザの場合、
主に経済的な要因から下記を選択して使用する。

  • 外部ユーザー用の CAL
    それぞれの外部ユーザーについて CAL を取得

  • 若しくは、エクスターナル・コネクタ(EC)ライセンス
    外部ユーザーがアクセスする各サーバーについて
    エクスターナル コネクタ (EC) ライセンスを取得する。

移行メモ(正誤): 元ページの「エスクターナル・コネクト(EC)」は
エクスターナル コネクタ(External Connector)」の誤りなので修正した。

ECライセンス

エクスターナル コネクタ (EC) ライセンス

  • ビジネス パートナーや顧客が、
    社内ネットワークにアクセスする際に使用する。

  • 外部ユーザーがアクセスするサーバに対し、
    CAL の代わりに適用可能なライセンス

  • 実行しているソフトウェア インスタンスの数を問わず、
    外部ユーザーがアクセスする物理サーバーごとに 1 ライセンスのみ必要。

    • CAL はクライアント側にアクセス権を与えるが、
    • EC では逆にサーバー側にアクセス権を与える。
  • EC を取得することで、CAL と同様にアクセスが許可される。

移行メモ(衍字): 「CAL の代わりに適用可能できるライセンス」の
重複を整理した。

補足(EC が有利になる分岐点): 外部ユーザーの人数が読めない、
あるいは非常に多い場合に EC が有利になる。
逆に「取引先の担当者数名だけ」のような場合は CAL のほうが安い。
なお、社員(内部ユーザー)は EC の対象外で、
別途 CAL が必要である点に注意する。

RDS (TS) CAL

RDS (TS) のサーバを使用する各クライアントに対して発行する CAL。

移行メモ(衍字): 「サーバをを使用する」の重複を修正した。

接続デバイス & ユーザー数モードがある。

RDS デバイス CAL

  • RDセッション ホスト」に接続する
    クライアント PC(デバイス)毎に必要になる TS CAL。
    • この TS CAL は、クライアント PC から
      RDセッション ホスト」に初めて接続する時に、
      一時的なライセンスが発行され、二回目に接続するときに恒久的な TS CAL が発行される。
  • すべての TS CAL が発行された後に新しいクライアント PC からの接続があった場合は、
    TS CAL が発行されないため、「ターミナル サーバ」には接続できなくなる。

RDS ユーザー CAL

  • RDセッション ホスト」に接続する
    ユーザ(アカウント)毎に必要になる TS CAL。
  • こちらは、接続ユーザ数を超えた場合もアクセス可能である(≒モラルライセンス)が、
  • これは、ライセンス違反になるため、必ず適切な数の TS CAL を購入する必要がある。

※ Windows Server 2019 からは Active Directory 環境での利用が必須

補足(RDS CAL だけは技術的に強制される): デバイス CAL は
RD ライセンス サーバーが発行数を管理し、上限に達すると接続が拒否される
一方ユーザー CAL は追跡のみで接続は止まらない(本文の「モラルライセンス」)。
この非対称性が、RDS のライセンス違反が起きやすい原因になっている。

ポイント

デバイス CALには、二種類が存在する。

  • 初回接続時に発行される一時 CAL
  • 二回目の接続時に発行される恒久 CAL

RDライセンス サーバーを使用して管理する。

詳しくは「リモートデスクトップサービス(旧ターミナルサービス)」を参照。

その他

RDS の ECライセンス

  • CAL ではなく、RDS にも EC ライセンスがある。
  • 「Remote Desktop Services External Connector」などでググると出てくる。

RDS SAL

  • SPLA 契約下で提供される Windows Server に
    サーバー管理用途以外で RDP 接続する際に追加で必要となるライセンス

  • 社外サービスの構成要素に RDS が含まれる場合に必要になる。

  • RD ライセンス サーバーを使用して管理できるもよう。

  • お名前.com デスクトップクラウドなどで付与されている。

(SPLA については「ライセンス・プログラム」を参照)

マネジメント ライセンス (ML)

CAL を必要としないサーバー ライセンス

  • コア単位のモデルの下で、サーバー ソフトウェアが物理 OSE で実行されている場合、
    サーバー上にあるすべての物理コアのライセンスを取得する必要がある。

    • SQL Server(コア ライセンス版)
    • BizTalk Server

移行メモ(補完): 元ページは例が「...」のみで書かれていなかったため、
コア単位で CAL が不要になる代表的な製品を補った。
著者による本文が加筆された場合は置き換えること。
なお、コア単位でも CAL が必要な製品(Windows Server 本体など)があるため、
「コア単位 = CAL 不要」ではない点に注意する。

特殊サーバー ライセンス

  • サーバー専用のライセンスで、

    • CAL を必要としない。
    • サーバー・インスタンス毎にライセンスが必要
    • Windows Server Essentials
    • Forefront Identity Manager - Windows Live Edition

管理サーバー ライセンス

管理系機能を提供するサーバーが管理対象のデバイスごとに必要とするライセンス

  • 管理サーバー ライセンス モデルに基づき、
    • 該当するカテゴリ (サーバーおよび/またはクライアント)
    • およびタイプ (OSE および/またはユーザー)

の ML を必要な数だけ取得し、OSE が管理されるデバイスに割り当てる。

  • ML には対応する管理サーバー ソフトウェアを実行する権利が含まれているため、
    管理サーバー ソフトウェア用のライセンスを別途取得する必要はありません。
  • サーバー OSE の管理には、サーバー ML (OSE タイプのみが提供されます) が必要。
  • 一方、サーバー以外の OSE の管理には、クライアント ML (OSE/ユーザー タイプが提供されます) が必要。

(詳しくは「サーバ・ライセンス」の管理サーバーの節を参照)

参考

microsoft.com

Microsoft TechNet

Microsoft Docs

本 Wiki 内


Tags: Windows, ライセンス

NetDevInfraWiki

マイクロソフト系技術情報 Wiki
Open 棟梁 Wiki

(未着手)

開発基盤部会 Wiki

移行管理: DONETODO

Clone this wiki locally