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MS_CRMCommonFeatures

nishi_74322014 edited this page Sep 1, 2026 · 1 revision

共通的な機能

概要

Dynamics CRM」の共通的な機能について説明します。

移行メモ(正誤): 元ページの概要は
「『Dynamics CRM』の共通的なレコードについて説明します。」と
なっていたが、これは共通的なレコードページからの
転記時の写し誤りと判断し、「共通的な機能」に修正した。

操作(アクション)

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/gg309396.aspx

エンティティ レコードに対する操作。

/ アクション 説明
1 作成 レコードを追加する。
2 更新 レコードを更新する。
3 取得 レコードを参照(取得)する。
4 複数取得 レコードを複数参照(レコードセットを取得)する。
5 削除 レコードを削除する。
6 割り当て ユーザ・チームに所有されるエンティティのレコードの所有権を変更する。
7 共有 ユーザ・チームに所有されるエンティティのレコードのアクセスを許可する。
8 関連付け レコード間を関連付ける。
9 関連付け解除 レコード間の関連付けを解除する。
10 状態の設定 レコードの状態を設定する。

※「システムの設定 - 元の所有者と再割り当てされたレコードを共有する」を設定しておくと、
割り当てと共有が同時に起こる。

補足(この 10 操作は SDK のメッセージと 1 対 1): 上表は
SDK の メッセージCreate / Update / Retrieve /
RetrieveMultiple / Delete / Assign / GrantAccess /
Associate / Disassociate / SetState)に対応しており、
プラグインを登録する際の「メッセージ」の選択肢そのものである。
CRMのカスタマイズ
なお現在の Dataverse では SetState は非推奨で、
statecode / statuscodeUpdate する方法に置き換えられている。

プロセスの作成および編集

https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn531144.aspx

  • キュー
  • ワークフロー
  • ダイアログ
  • 操作
  • 業務プロセス フロー

キュー

用途

  • CRM 管理戦略にとって重要な作業アイテムを整理・管理・監視する。
  • 営業、マーケティング、顧客サービスに対する要求処理方法を強化する。
  • 処理待ちの活動、作業アイテムを整理して格納。
  • 現在作業中の活動および作業アイテムにも使用される。

種類

  • 個人用キュー

  • 共有キュー(チーム用)

  • 既定のキュー

    • 個人ごと
    • チームごと
  • 追加のキュー
    十分な権限を持つユーザが作成する。

タスク

  • 電子メールアイテムの受付
  • アクティブ化・非アクティブ化
  • キューの削除(アイテムが含まれないこと)

移行メモ(正誤): 元ページの見出し「タクス」は「タスク」の
誤記と判断し、修正した。

シナリオ

  • エスカレーションキュー

    • 指定時間内に解決しなかった。
    • 顧客サービスレベル契約違反
  • 特定条件に一致したキュー

    • マウンテンバイク用のキュー、ロードバイク用のキュー
    • 適切な専門知識を持った顧客サービス担当(CSR)が監視。
  • 認知度を高めるキュー

    • 特定しきい値を超える売上の営業案件用のキュー
    • 営業管理での認知度を高める。
  • 共有キュー → 個人キューに手動でルーティング。

キュー・アイテム

  • 割当:コマンドバーの[操作]→ 作業者フィールド
  • 解除:コマンドバーの[解除](作業者がタスクを実行か、割当の解除)
  • 削除:コマンドバーの[削除](元のレコードも削除される)
  • 詳細:コマンドバーの[詳細](管理目的でキューアイテムの詳細を確認)
    • キュー
    • キュー内のキューアイテム
    • キューアイテムの
      • ユーザ
      • 登録日時(キューへ)
      • 更新日時(レコードの)
      • ソーシャル・アクティビティ・フィード・ウォールから追跡

補足(キュー・アイテムは実レコードへの参照): キュー・アイテム
QueueItem)は、サポート案件や活動など実レコードへの参照であり、
レコード本体ではない。
本文の「削除:元のレコードも削除される」は、
[削除]がキューからの取り出しではなく
参照先の実レコードごと削除する操作であることを指しており、
単にキューから外したいときは[解除](作業者の解除)ではなく
[キューにルーティング]で別のキューに移すのが正しい。

ワークフローとダイアログ・ボックス

ワークフローの実行とダイアログ・ボックスの開始、
両方を実行すると、特定のプロセスを自動化できる。

ワークフロー

  • 営業、マーケティング、顧客サービスに対する要求処理方法を強化する。

  • ワークフローの実行

    • 例:新しい所有者への割当の際にメール通知
    • 複数件のレコードに対して適用可能。

ダイアログ・ボックス

移行メモ: 元ページのこの項の先頭は「・・・」(未執筆)だったため、
除去した。

補足(ダイアログは廃止): ダイアログ(Dialog)は
Dynamics 365 で非推奨となり、既に廃止されている。
「対話しながら手順を進める」用途は、現在は
業務プロセス フローPower Apps のキャンバス アプリ、
または Customer Service のエージェント スクリプトで実現する。
ワークフロー(クラシック ワークフロー)も非推奨で、
現在は Power Automate のクラウド フローと
Dataverse のリアルタイム ワークフローに置き換えられている。

操作

「操作(Action)」は、
複数の処理をまとめて 1 つのカスタム メッセージとして定義し、
ワークフローやプラグイン、外部アプリから呼び出せるようにする仕組み。

移行メモ: 元ページではこの項が見出しのみで未執筆だったため、
上記 1 文を補った。
現在の Dataverse でも「カスタム API」として同等の仕組みが提供されている。

業務プロセス フロー

  • ユーザの操作を導き、各段階で情報の入力を要求。

    • 営業案件レコードを作成
    • 顧客の要件を記録
    • 見積を作成して顧客に提示
    • 取引の交渉を遂行……組織要件に従ってプロセスを継続

CRM 業務プロセス フロー

分析ツール

情報を分析および報告するツール。

  • リスト、ビュー、およびグラフ

    • 特定の情報を分析
  • カスタム レポート
    レポートウィザードを使用してカスタムレポートを作成。

  • 高度な検索
    FetchXML を使用して自由 SQL を実装できる。

  • Excel にエクスポート
    Excel エクスポート後、Excel 機能を使用して分析

  • グラフとダッシュボード

    • 特定のビューをビジュアル化
    • カスタム HTML ページ
    • 外部 Web サイト

移行メモ(正誤): 「FetchXML を使用して
自由 SQL を実装できる」とあるが、FetchXML は
SQL そのものを書ける仕組みではない
Dynamics CRM のセキュリティを通した上で
T-SQL に近い表現力のクエリを XML で組み立てられる、という意味である
(SQL の直接実行は、設置型のフィルターされたビュー経由のみ)。
CRMのカスタマイズ

レポート

組込みレポート

事前構成レポート。

カスタムレポート

SSRS を使用してカスタムレポートを作成できる。

CRMレポート拡張機能のインストール

Excelへのエクスポート

静的ワークシートへのエクスポート

  • Excel フォームにデータをコピー
  • 表示されている全行をエクスポート

動的ワークシートへのエクスポート

  • DCRM サーバにリンクされたクエリをエクスポート
  • 最新のデータが提供される。

動的ピボットテーブル

動的ワークシートへのエクスポートに似ているが、

ピボットテーブルにエクスポートする。

レポートに表示する列を選択することができる。

補足(動的ワークシート/動的ピボットテーブルの実体): 「動的」の
実体は、Excel ファイルに CRM への接続情報(ODC)と FetchXML
埋め込まれることである。
このため Excel 側で更新すると最新データが取得できる一方、
CRM に接続できない環境では更新できない
配布用途には「静的」を使う、というのが使い分けになる。
現在はこの用途の多くが Power BI に置き換わっている。

グラフ

CRM グラフのカスタマイズ

移行メモ: 元ページのリンク先「CRM グラフ・ダッシュボードの
カスタマイズ」は元 Wiki 側に存在せず、リンク切れだった。
実在するのは「CRM グラフのカスタマイズ」と
「CRM ダッシュボードのカスタマイズ」の 2 ページのため、
本項をグラフに、次項をダッシュボードに割り当てた。

ビュー

CRM ビューのカスタマイズ

ダッシュボード

複数の要素が集まって 1 つのソリューションを提供。

CRM ダッシュボードのカスタマイズ

要素

  • グラフ

  • エンティティ

  • オプションセット

  • Web リソース

  • ワークフロー

  • Web リソース・IFrame

    • Web リソース

      • カスタム HTML ページ
      • ERP システム
      • 外部アプリケーション
    • IFrame
      外部 Web リソースをダッシュボードに組み込む。

システム・個人ダッシュボード

  • システムダッシュボード

    • セキュリティ特権を持ったユーザが作成し
    • 全てのユーザが表示できる。
  • 個人用ダッシュボード

    • ユーザが作成し
    • ユーザが表示できる。
    • 他のユーザ・チームと共有できる。

目標管理機能

  • レコード

    • 目標指標
    • 目標
  • 進捗状況追跡の対象

    • 個人
    • チーム
    • 組織

営業の指標と目標
サービスの指標と目標は、
いずれもこの共通の仕組みの上に載っている。

目標指標

概要

  • 目標のデータ種類:多くの場合、金額
  • ロールアップフィールド
    進行中の実績値が追跡されるレコードのフィールド

定義

  • 目標指標の作成または編集
    http://rc.crm.dynamics.com/rc/2011/ja-jp/on-prem/5.0/Help/source_sf_create_goal_metric.htm

  • ステップ 1:指標を定義する

    • 名前
    • 指標の種類
    • 金額のデータの種類
    • 拡大対象の追跡
  • ステップ 2:ロールアップ フィールドを定義

    • ロールアップ フィールド

    • ソース データに関する詳細

      • ソース レコードの種類
      • ソース レコードの種類の状態
      • ソース レコードの種類のステータス
    • 目標期間を決定するデータ フィールド

      • レコードの種類
      • 日付フィールド
  • 事前定義

    • 営業の指標目標:営業案件数の

      • 対象値:受注の合計値(金額)
      • 対象値:提案製品の合計値(数量)
    • サポートの指標目標:サポート案件数の

      • 対象値:契約(請求可能になった)の合計値(金額)
  • 会計年度の設定
    設定 - 事業部管理 - 会計年度の設定

目標

概要

  • 目標指標

  • 目標の所有者

    • 個人
    • チーム
    • 組織
  • 目標の会計期間

  • 会計期間の目標値

  • 上位目標・下位目標

    • 上位目標・下位目標とは

    • 上位目標・下位目標と割り当て

      • 上位目標:例)チーム

      • 下位目標:例)個人

      • 下位目標の目標への追加
        http://rc.crm.dynamics.com/rc/2011/ja-jp/on-prem/5.0/Help/source_sf_add_child_goal.htm\ - 目標は上位目標・下位目標の親子関係を持つことができる。
        - 上位目標用のデータのロールアップ時、下位目標データを上位目標に提供する。
        - 上位目標と下位目標は、同じ目標指標と期間を持つ必要がある。

定義

  • 目標の作成または編集
    http://rc.crm.dynamics.com/rc/2011/ja-jp/online/5.0/Help/source_sf_create_goal.htm

  • 名前

  • 上位目標

  • 目標の所有者

  • 目標指標

  • 上司

  • 期間

    • 目標期間の種類

    • 会計期間

      • 会計期間
      • 会計年度
    • カスタム期間

      • 先頭
      • 末尾
  • 対象

    • 対象(小数)
    • 対象(金額)
    • 対象(整数)
  • 拡大対象の追跡(オン)

    • 拡大された対象(小数)
    • 拡大された対象(金額)
    • 拡大された対象(整数)
  • 下位の目標
    1 つまたは複数の下位目標を選択

  • 実績

    • 達成率
    • 実績(金額)……手動計算
    • 進行中(金額)……手動計算
    • 最終ロールアップ日
  • 目標基準

    • 下位目標からのみロールアップ

      • ロールアップに使用するデータを下位目標のみに制限する場合は、[はい]をクリック
      • ロールアップに他のデータを使用できるようにするには、[いいえ]をクリック
    • ロールアップ用のレコード セット

      • ロールアップに含めることができるレコードを目標所有者が所有するレコードのみに制限する場合は、[目標所有者による所有]を選択。
      • すべてのレコードをロールアップに含めることができるようにするには、[すべて]を選択。
  • 使用するロールアップ クエリ
    選択した[目標指標]の種類によって異なる。

    • ロールアップ クエリ - 実績(金額)
    • ロールアップ クエリ - 進行中(金額)
    • ロールアップ クエリ - 実績(整数)
    • ロールアップ クエリ - 進行中(整数)

補足(「実績……手動計算」の意味): 目標の実績値は
レコードを更新した瞬間に再計算されるわけではなく、
ロールアップ(集計)を実行したタイミングで更新される。
既定では 24 時間ごとの再計算で、
目標レコードの[再計算]コマンドで手動実行もできる——
本文の「手動計算」はこれを指している。
「最終ロールアップ日」フィールドで最後に集計した時点が確認できる。

タスク

参考


Tags: Dynamics CRM

NetDevInfraWiki

マイクロソフト系技術情報 Wiki
Open 棟梁 Wiki

(未着手)

開発基盤部会 Wiki

移行管理: DONETODO

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