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MS_PowerApps

nishi_74322014 edited this page Aug 31, 2026 · 1 revision

Power Apps

概要

所謂一つの End User Computing (EUC) ツール(SaaS 型)。

「開発予算を取れないようなシステムの開発を部門レベルで内製。」

などのシナリオで利用されるケースが多そうではある。

汎用性

  • SaaS 型 EUC ツールとして考えられる範囲で汎用的。
  • しかし、結局、カスタマイズし難いので、IDE と比べ汎用的ではない。

SIとの競合

結局、SI とはあまり競合しなさそうではある。

  • 昔のスクラッチから見て高度でも、
    高度なコモディティ化された技術を使用可能。

    • BI / AI
    • モバイル
  • そう言う意味では、
    「昔ながらの労働集約的な受託開発」
    のあり方が変わっていくダケかもしれない。

補足(この見立ての現在): 著者の「SI とは競合せず、
労働集約的な受託開発のあり方が変わる」という見方は、
その後の展開とおおむね整合している。
実際に起きているのは置き換えではなく分担の変化で、

  • 部門内製が向くもの — 申請・承認、点検記録、簡易な台帳。
    要件が変わりやすく、作る人と使う人が同じ。
  • SI が担い続けるもの — 基幹系との連携、大量データ、
    監査要件、性能要件、長期保守。

という切り分けになった。
一方で、部門内製が増えたことで
「作った人が異動して誰も直せない」「野良アプリが統制外で増える」
という新しい課題が生まれ、
これを管理する仕組み(環境の分離、DLP ポリシー、
Managed Environments による統制)が Power Platform 側に追加されている。
VBAは何故、最強EUCツールなのか?で触れた
EUC の手軽さと統制のトレードオフが、ここでも同じ形で現れている。

詳細

全体像

アプリ開発

  • キャンバス アプリ
    デザイン性に優れた UI で、機能指向。

    • Power Apps Studio
    • AI Builder
    • Power Fx(ローコード言語)
    • データ保管場所:Dataverse、SharePoint Online、Lists
  • モデル駆動型アプリ
    業務プロセスに近い UI で、業務指向。

    • コンフィグ・ビジネスプロセス制御
      • App Designer
      • Visual Process Designer
      • Business Process Control
    • Dynamics 365 アプリ
    • キャンバス アプリ埋め込み
    • データ保管場所:Dataverse

移行メモ(正誤): 元ページの「キャンパス・アプリ」は、正しくは
キャンバス(canvas)アプリであるため修正した。
また、Power Fx(ローコード言語SharePoint on-line
閉じ括弧の欠落・表記を整えた。

補足(2 種類のアプリの選び分け): 両者の違いは
画面から作るか、データから作るか」にある。

キャンバス アプリ モデル駆動型アプリ
作り方 白紙の画面に部品を置く データ モデルから画面が自動生成される
UI の自由度 高い(ピクセル単位) 低い(統一された UI)
データ ソース Dataverse 以外も可 Dataverse 必須
向く用途 現場のモバイル入力、単機能 業務プロセス、複雑な権限

現在は、Excel やスクリーンショットから自動生成する
Copilot によるアプリ作成も加わっている(→ Copilot)。

標準コンポーネント

  • ユーザー制御
  • アクセス制御
  • データ制御
  • フォーム制御
  • ワークフロー制御
  • モバイル対応

Common Data Service(CDS)

= Dataverse

開発者向けの拡張機能

  • プラグイン開発
    .NET アセンブリによるプラグイン開発

  • Web API

    • CDS にアクセス
    • CDS データ・アクセス用の API を自動構築
  • SDK
    CDS を利用するための、.NET Framework 用 SDK

補足(拡張の現在の姿): 上記のうち、

  • プラグインは現在も .NET でサーバー側の処理を差し込む仕組みとして健在
    (現在は .NET 6 以降にも対応)。
  • Web API は OData v4 準拠で、Dataverse の
    https://<org>.api.crm.dynamics.com/api/data/v9.2/ を叩く形。
    認証は Microsoft Entra ID
    OAuth 2.0 になる。
  • SDK は .NET Framework 版に加えて
    Microsoft.PowerPlatform.Dataverse.Client(.NET 対応)が提供されている。
  • 加えて、UI 側を拡張する PCF(Power Apps Component Framework) が追加され、
    TypeScript で独自コントロールを作れるようになっている。

本ページの「カスタマイズし難い」という評価は、
これらの拡張ポイントによって当時よりは緩和されている。
ただし拡張には開発者が必要であり、
その時点で EUC ではなくなるという構図自体は変わらない。

コラボレーション

Power Automate

データ連携。

Power BI

データ可視化。

参考

Qiita

SlideShare

スマホ

吉田の備忘録

Microsoft Docs

移行メモ: 上記 2 件(Community Plan 関連)は、
現在は Power Apps 開発者プランに置き換わっている
(→ Microsoft Power Platform の「無料アカウント作成」)。
当時の手順の記録として残す。

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Tags: ツール類, その他、開発の色々, EUC

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